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【原点】「なぜ手紙?」 その答えには、忘れられない後悔がありました。

  • 執筆者の写真: 手紙書道家 akina
    手紙書道家 akina
  • 2023年3月18日
  • 読了時間: 2分

明日、大切な人に突然会えなくなるとしたら、伝えたい「想い」はありますか?



私が「手紙」の価値に気付くきっかけ。

それは、私の20歳の誕生日に
祖母が突然亡くなったことでした。

家庭の事情によって会う機会がなくなっていた祖母。

亡くなったという知らせを受けたとき、

小さい頃のたくさんの思い出と共に、
伝えたかった想いが溢れて止まりませんでした。


伝える手段はいくらでもあったのに、
もうその機会を失ってしまった。

自分が招いた取り返しのつかない現実に絶望して、

ただただ泣くことしかできませんでした。


泣いてばかりでどうしようもなかった私は、
おばあちゃんに手紙を書くことに…。

やり場のない気持ちを自分の手で文字に起こし、
心の奥底でつっかかっていた想いを吐き出していくうちに、

ぐちゃぐちゃだった気持ちが。
少しずつ整理されていきました。

書き終えてみると、

抱え続けた心の重荷を降ろすことができたような、
心が救われたような、

そんな感覚がありました。


そのあと、この手紙は棺桶に入れられ、
祖母と共に天国に旅立ったようです。


想いを伝えぬまま大切な人を失うことが、
どれほど大きな後悔をもたらすのかを知りました。

そして、

手紙には「心を救うほどの大きな力がある」ということも知りました。


私はこの時、

「同じように苦しんでほしくない。
 同じように苦しんでいる人を手紙で救いたい」

と強く感じました。
これは、祖母がくれた使命だと。


だから私は手紙で人笑顔にしたい。


これが、「手紙」にこだわる原点です。




ブログページでは随時、「今に至るまで」を綴っていきたいと思います。


是非ご覧ください☺




 
 
 

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